いきなり「専業FXを目指そう!」というのは、正直かなりハードルが高いです。
生活費のすべてをFXでまかなう。会社を辞める。毎月安定して何十万円も稼ぐ。そう考えると、急に話が大きくなりすぎて、現実味がなくなってしまいます。
そこで私は、もっと小さなところから始めることにしました。
まず目標にしたのは、生活費すべてではありません。家賃でもありません。光熱費でもありません。
コンビニランチ代くらいを、FXの自動売買でまかなえたら面白いのではないか、というところから始めました。
軍資金は15~30万円ほど。いきなり大きなお金を入れるのではなく、マイクロ口座を使って小さな単位で自動売買を動かしてみる。
目標は、コンビニランチの定番である海苔弁当とペットボトルのお茶が、毎日手に入るくらいの規模です。
ちなみにこの「海苔弁当とお茶」という組み合わせは、デイリーヤマザキの店員さんが「これが定番ですね」と言っていたので、私の中ではひとつの基準になっています。
大金を狙うのではなく、まずは今日の昼ごはん代。そう考えると、FXの自動売買も少し身近な実験になります。
使いたいEAの条件
まずは、今回の目的に合いそうなEAを探しました。
私が重視したのは、「一発で大きく勝つEA」ではありません。
むしろ、毎日コツコツと小さな決済を積み重ねてくれるEAです。
- 毎日チャリンチャリンと決済を繰り返す短期トレード
- 利益は毎日数百円でもOK
- 大きく勝つことより、長く残ることを優先
- 強制ロスカットになることだけは避けたい
- 軍資金は15~30万円ほどから試せる規模
- できればマイクロ口座で小さく検証できるもの
この条件で考えると、狙うべきは「一撃型」ではなく、レンジ相場で細かく利益を拾っていくタイプのEAになります。
もちろん、FXなので絶対に安全ということはありません。相場が想定外に動けば含み損も出ますし、資金管理を間違えると危険です。
ただ、最初から大きく勝とうとするよりも、少額で検証しながら「このEAは自分の生活リズムに合うのか」を見るほうが、現実的だと感じました。
その結果、まず試してみたEAがこちらです。
①AUDNZD トラリピEA
最初に試したのは、AUDNZDのトラリピ系EAです。
AUDNZDは比較的レンジ相場になりやすい通貨ペアとして知られており、トラリピ系の自動売買と相性が良いと言われることがあります。
そこで、これをおよそ1年間、デモ口座で実際に動かしてみました。
結果としては、かなり安定感がありました。大きなドローダウンもそこまで目立たず、「これはこれで良さそうだな」と感じました。
ただ、ひとつ問題がありました。
それは、取引回数が思ったより少なかったことです。
今回のコンセプトは、資産を大きく増やすことよりも、毎日決済することでした。
朝起きて口座を見たときに、「今日はランチ代くらい取れているかな?」と確認できるくらいのテンポ感が欲しかったのです。
その意味では、AUDNZDのトラリピEAは悪くないけれど、今回の「毎日のランチ代を拾う」という目的とは少しズレていました。
そこで、いったん振り出しに戻りました。
②AUDCAD トラリピEA
次に試したのが、AUDCADのトラリピ系EAです。
本来であれば、こちらも1年くらいデモ口座でじっくり検証するつもりでした。
ただ、AUDNZDの検証でだいたいの雰囲気はつかめていたこともあり、待ちきれずにマイクロ口座で少額テストを始めました。
実際に使ってみたEAはこちらです。
1か月ほどテストしたところ、私が求めていた「毎日決済してくれる」という条件をかなり満たしていました。
もちろん、毎日必ず利益になるわけではありませんし、相場状況によって含み損を抱える場面もあります。
それでも、少額で動かしている範囲では、コンビニランチ代を目安にした実験としてはかなり面白い動きをしてくれました。
そこで本番用に買い増しし、100通貨単位からトレードが可能なTitanFXで運用することにしました。
最近の収益は毎日600~1200円ほど

TitanFXのマイクロ口座は、私の環境ではXMよりもパフォーマンスが良く、最近は毎日600~1200円ほどの利益を拾ってくれる日が増えてきました。
もちろん、これは私の運用環境での結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
FXは相場次第で損失が出ますし、EAも万能ではありません。ロットを上げすぎれば、どれだけ良さそうなEAでも危険になります。
ただ、マイクロ口座で小さく運用することで、「いきなり人生を賭ける投資」ではなく、「日々のランチ代を観察する実験」に近い感覚で取り組めるようになりました。
朝9時頃に口座を確認して、その日の取れ高を見る。
600円くらい取れていれば、海苔弁当とお茶。
1000円を超えていれば、少しだけグレードアップ。
そんな感じで、FXの収益を生活の中の小さな楽しみに変えることができます。
【取れ高 > ランチ代金】の日は、実質無料ランチのような感覚になるので、これはこれで面白いです。
大きく稼ぐより、まずは小さく続ける
FXというと、どうしても「一発逆転」「専業トレーダー」「月利何十%」のような派手な話が目立ちます。
しかし、最初からそこを目指すと、ロットを上げすぎたり、無理な設定にしたりして、かえって長く続けにくくなります。
私が今回やっているのは、もっと地味な実験です。
- 毎日のランチ代くらいを目標にする
- マイクロ口座で小さく始める
- EAの動きを観察する
- 無理にロットを上げない
- 強制ロスカットを避けることを最優先にする
- 収益よりも「続けられるか」を見る
このくらいの距離感であれば、FXの自動売買も少し現実的な選択肢になります。
生活費を全部稼ぐとなると大変ですが、ランチ代の一部をまかなうくらいなら、実験として始めやすい。
そして、その小さな収益が積み重なると、「自分の外側で少しだけ働いてくれる仕組み」を持っている感覚が出てきます。
これは、単なる投資というより、小さな経済圏を育てる感覚に近いです。
コンビニランチ代から始めるセルフベーシックインカム
本格的な投資や専業トレードは、やはりハードルが高いです。
けれど、最初の目標を「毎月30万円」ではなく、「今日のランチ代」にすると、かなり見え方が変わります。
たとえ数百円でも、自分が直接働いていない時間にEAが決済してくれる。
そのお金でお弁当とお茶を買う。
これだけでも、「収入は会社からの給料だけ」という感覚が少しゆるみます。
もちろん、FXなのでリスクはあります。余剰資金で行うこと、ロットを上げすぎないこと、強制ロスカットを避けることは大前提です。
それでも、身近なネタである「ランチ代」を題材にして、小さく自動売買を試してみるのは、なかなか面白い実験だと感じています。
いきなり人生を変える投資ではなく、まずはコンビニランチ代から。
そのくらいの小さな一歩が、セルフベーシックインカムの最初の種になるのかもしれません。
※この記事には一部広告リンクが含まれます。また、記載している内容は私個人の運用記録であり、利益を保証するものではありません。FXには元本割れや強制ロスカットのリスクがあります。運用する場合は、必ず余剰資金の範囲で行ってください。

